(1) 誕生秘話
ビットコインは「サトシナカモト」により、2008年に作られて2009年から使用が開始されました。ビットコインは非中央集権なシステムの導入で中央銀行や管理者のいない暗号資産です。簡単にいうと、管理者がいないので手数料が少額ですみ特定の個人や団体だけが利益を手にすることのない暗号資産です。
また、ブロックチェーンというデジタル上で流通経路が判明しており、銀行の通帳的なものが改ざんされにくい仕組みとなっています。そのため、相互で監視し合うシステムにより信用度が担保されています。
(2) バブルの到来
徐々に価値が上昇してきたビットコインですが、楽天スーパーロジスティックスが取り扱いを始め、楽天に続いてもDELLが支払いを可能にしたりと世界での認知度が上がってきました。そして、2017年1ビットコインは約14万円に達することができました。
その後わずか1カ月でゴールドの価値を抜いてビットコインの価値は約3倍になりました。
そして、ビットコインの上昇は止まらず同年の12月には史上最高額の1ビットコインあたり200万円になった。
(3) 大暴落
価格のうなぎ登りにより暗号資産ブームが到来しました。その火付け役のビットコインは飛躍的な価格上昇になりました。
しかし、暗号資産のブームは下火になりその中でビットコインの上昇はストップし、2018年には200万円台を割り込んでいき価格は下落に向かっていきました。
その後も暗号資産全体の下落は収まらず2019年にはついにビットコインの時価は100万円を割り込みました。
(4) 再び反発
その後はコロナショックなどにより、投資家の予想下に反して価格は上がらずにこのまま暗号資産市場は終了するかのようでした。
しかし、2020年秋に再び200万円台まで上昇しそこからは一気に600万円台まで価格を引き伸ばしました。
この理由は機関投資家の存在です。多くの機関投資家が参入したことで供給量不足になり価格が上昇したようです。
ではなぜ、多くの機関投資家が参入したのかですが世界的なコロナウイルス蔓延によりビットコインを債券やゴールドのように「資産」と考える企業が増えたことです。
(まとめ)
今回はビットコインの歴史について振り返りました。ビットコインも最初は現在のアルトコインのように価値が低かったのですが、上昇と下落を繰り返して現在の価格位置を確率できました。
ビットコインの過去を見ることで未来を予想できると考えます。今後も上昇と下落を繰り返しながら、結果的に価格の上昇に向かっていくと考えます。