「暗号資産のキング」とも言われるビットコインですが、万能な暗号資産ではありません。そのため、メリット・デメリットが存在します。
今回はメリット・デメリットを紹介するのでこれを参考に暗号資産投資についてしっかりと考えてください。
(1) ビットコインのメリット
① 最もメジャーな暗号資産
ビットコインはメジャーな暗号資産です。そのため、安定しており短期的なトレードには不向きな部分もありますが、長期的な投資と考えると暗号資産の中では資産の増産には適しています。
② 暗号資産上での「ゴールド」になる!?
ゴールドの採掘量は貨幣と違い、上限が決まっております。現在までに人類が採掘したゴールドは約18万トンです。そして地球上に残されたゴールドの量は約5万トンなので75%は採掘されている計算です。そのためゴールドの需要が上がると価格は上昇します。
ビットコインでもこれと同じ現象が起きます。ビットコインは発行量が限定的なので需要量が増えれば、価格の上昇もありえます。また、ゴールドと同じように「不景気でも価格の下落は低い」とされると、不景気時には安定的な資産を求めてビットコインを求める人間が増えていきます。
(2) ビットコインのデメリット
① ビットコインを超える通貨の登場
ビットコインは誰にも監視されていない非中央集権的でかつ、ブロックチェーンという書き換えが難しいシステムを採用しています。また、振替がしやすい暗号資産として価値も高価なものになります。
しかし、ビットコインよりも高性能で誰もが欲しがる暗号資産が登場し、時間を掛けてビットコインよりもメジャーになればビットコインの存在を脅かす存在になるかもしれません。
② 価格の大幅上昇の可能性
可能性は低いですが、他のステーブルコインの信用失墜による大幅下落やビットコインの信用が高くなり、需要が大幅上昇すれば価格の爆発的な値上がりありえます。そうすれば、保有している場合は資産の増産につながるのですが、これから暗号資産投資しようとしている初心者にとってはさらにハードルの高いものになってしまいます。
まとめ
「暗号資産のキング」ともいえるビットコインにもメリット・デメリットは存在します。
しかし、デメリットは日本語では短所です。短所は見方を変えれば長所にもなります。それをしっかりと理解して暗号資産投資に挑戦してください。
ビットコインは安全な暗号資産といいますが、損益が出る可能性もあります。しっかりと基盤を整えてから挑戦することが重要です。