2021年国内人気の高い暗号資産(仮想通貨)とは?

■ビットコイン
「ビットコイン」は、世界で初めて生まれた仮想通貨であり、2009年に「サトシ・ナカモト」という匿名の人物によって開発されました。
日本の多くの仮想通貨取引所で取り扱われており、仮想通貨といえばビットコインをイメージする方も多くいます。
また、ビットコイン以外のコイン(アルトコイン)を購入する際にビットコインを用いて購入するという通貨も多く、仮想通貨界における基軸通貨の役割を担っているといえます。
他の仮想通貨の価格が伸びることでビットコインも価格が上昇するケースも多く、仮想通貨に触れる上では無視できない存在です。

■イーサリアム
「イーサリアム」は、2014年に発行が開始された仮想通貨です。
厳密には、ブロックチェーンを用いたプラットフォームの名称が「イーサリアム」であり、その中で運用されている通貨の名称が「イーサ」です。
ですが、一般的にはイーサリアムというと通貨そのものを指すことがほとんどです。
イーサリアムの最も大きな特徴は「スマートコントラクト」という機能です。
スマートコントラクトとは、「人の手を必要としない自動契約機能」であり、契約内容とその実行条件をプログラムすることで第三者が介入せず契約を行うことができる機能です。
この機能によって、取引速度の高速化や人件費の削減、事務負担の軽減といった様々なメリットがあります。
既に金融業界や不動産業界、公共機関等の大量に契約事務を抱える組織から注目を集めており、今後の実用化が期待されています。

■ネム
「ネム」は、2009年に発行が開始された仮想通貨です。
ネムのは「New Economy Movement」の略称であり、新しい経済の仕組みを生み出すことを理念としています。
ネムの特徴として取引承認速度が速いことが挙げられます。
よって今後ネムを用いた取引量が増加したとしても対応に不安がないとされており、新たな決済手段の一角を担うとして注目を集めています。

■ライトコイン
「ライトコイン」は、元Googleのエンジニアである「チャーリー・リー」氏によって2011年に発行された仮想通貨です。
ライトコインはビットコインのインフレに対応することを意識して開発されており、「ビットコインは金、ライトコインは銀」と言われるほどです。
このような背景からビットコインの欠点を補うような形で双方のマーケット拡大を目指しています。