■日本の暗号資産(仮想通貨)取引所の特徴
日本の仮想通貨取引所を利用する場合、日本円で仮想通貨を購入できる点が挙げられます。
海外の取引所の場合、米ドル等の外国通貨のみ購入可能というケースもあります。
その場合、日本円を他国の通貨へ両替しその後に仮想通貨を購入するという手順を踏む必要があります。
日本の取引所であれば、そのまま日本円で購入できるため購入を思い立ってすぐに購入することができます。
仮想通貨市場はレートの変動や新しい情報による移り変わりが激しく、素早い取引を行えるという点は国内取引所のメリットといえます。
また、取引所自体が日本の法律に守られているという点も特徴の一つです。
仮想通貨市場自体が発展途上で法整備が整っていない部分もあるものの、国から認められた取引所を利用することで安心して仮想通貨の取引を行うことができます。
不測の事態においても法律についてすぐに相談できるという環境も安心できる材料のひとつといえます。
■海外の暗号資産(仮想通貨)取引所の特徴
海外の仮想通貨取引所を利用する場合、豊富な銘柄から仮想通貨を選んで取引することができます。
日本では1つの取引所において5〜10種程度の銘柄しか扱っていないのに対し、海外では100〜200種の銘柄を扱っています。
選択肢が広い分、様々なニーズに合わせて運用することができます。
日本国内の取引所と比較して運用の自由度は圧倒的に高いといえます。
また、国内の取引所と比べてよりハイリスクな取引を行うことができます。
中には最大で500倍のレバレッジを利用できる取引所もあるため、短期売買で莫大な利益を得るチャンスもあります。
取引手数料についても日本国内の取引所と比較した際に低く抑えられる場合があります。
海外は仮想通貨取引の市場が発展していることもあり、各取引所間で手数料による差別化が図られているケースもあります。
それによって、手数料を低く抑え少ない資金でも売買差益を生み出しやすくなります。
一方で、海外の取引所を利用する場合は当たり前ですが日本語に対応していないケースが多くあります。
海外の取引所は日本の法律や利用時のルールが異なる場合があり、その都度他国の言語で調べる必要があります。
仮想通貨自体に不慣れな状態で外国語の情報に触れることは相当な負担になります。
よって、ある程度仮想通貨の知識を得た状態で海外の取引所の利用を開始することが望ましいです。